つくし日記 ~日々の暮らしと翻訳と~

書くこと、歩くこと、自然を愛でることが好き。翻訳の仕事をしています。

いろいろ食べられるようになってきた

これまで5年間くらい、食べたいものを食べられずにいた。

過敏性腸症候群」という病名を耳にしたことがある人はきっといらっしゃると思う。おそらく私もこの病気で(ほかに異常が見つからなかったため)、2018年の4月ごろから昨年の夏ごろまで来る日も来る日も下痢をしていた(ちなみに、初めて発症したのは中学生のころ→いったんよくなって今度は大学生のころ→次は上京したころ→そして2018年~2022年、という感じで繰り返している)。毎日下痢だなんてありえない、と思われるかもしれないが、本当に、見事に、何を食べても下痢をした。

そんなふうだから、食べることさえ怖くなった。

ひどい下痢を引き起こしそうなもの、たとえばアイスやジュースなどの冷たいもの、唐揚げ、ハンバーグ、ケーキなどの脂っこいもの、消化の悪いもの、それと小麦などFODMAPと言われるものが含まれる食品(過敏性腸症候群の人は避けたほうがよいとされる場合もあるため)は全力で避けた。代わりに、豆腐やバナナなどおなかにやさしそうなものばかりを選んで食べるようになった(それでも下痢は続いた)。食べる楽しみは激減した。

 

さて、私は昨年の春~夏にかけて強迫症強迫性障害)と呼ばれる病で入院し、投薬治療を受けた。強迫症に効果があるといわれている抗うつ薬を高用量で(+別の向精神薬も)服用するようになったのだが、それによる副作用でたちまち便秘になった。一度は看護師さんに浣腸をしてもらったほどだ。

便秘になったのをいいことに、これまで避けていたものを食べてみることにした。入院食だから、自分で食べるものを選べないこともちょうどよかった(事前に油っこいものなどは避けてもらえるようお願いはしていたが、それでも、炒め物などある程度は油を使用する料理がしょっちゅう登場した)。

そして、入院後も、怖かったが食べられそうなものから少しずつ食べるようにしていった。

 

それから1年が経過。

今年の夏は、夏休みの期間にさらにいろいろな食べ物に挑戦。ついに、揚げ物を食べることができた。

これはお気に入りの定食屋さんの唐揚げ定食(ごはん小盛り)。
むね肉を使用しているのにやわらかく、食べやすい。


日帰りで山梨に行ったときに食べたほうとう

これは自作のキーマカレー
市販のルーで作るカレーはまだちょっと怖くて挑戦できていない。

ただし、一つ問題がある。

減薬または断薬したときに、副作用で症状の出ていた便秘が解消され、また下痢生活に戻ってしまうのではないかということだ。

まぁ、薬を減らすのにはまだ時間がかかりそうだから、ひとまずいまの食生活を楽しんでいたいなと思う。