私が生涯をとおして考え続けたいテーマのひとつに「子どものしあわせ」がある。
といっても、私には自分の子どもがいないので、子どもというのは社会全体でみたときの子ども、ということだ。
たいしたことはできないけれど、考え続けることと、毎年、年末に何らかの寄付をすること、このふたつは継続したいこととして自らに課している。
毎年、寄付先として私が選ぶのは、
・ブックサンタ
・こども食堂
このどちらか。ただ、こども食堂のあり方についてはさまざまな課題があることを知り、自分でもいろいろと考えをめぐらせているところである。
ことしは、ブックサンタにした。

(2019年にブックサンタに参加したときにいただいたステッカー。手帳の中から発掘。たぶん、このときが私にとって初めてのブックサンタだったんじゃないかなぁ。たしか、自分が大好きだった『エルマーのぼうけん』[ルース・スタイルス・ガネット作 / わたなべしげお 訳 / ルース・クリスマン・ガネット 絵、福音館書店]を贈った。ただ、ベストセラーは子どもがすでに持っていたり、選ぶ人が多くて重複することが多かったりすることをあとで知ったのだった……)
これまでは、ブックサンタに参加している書店で、自分が贈りたい本を1冊選んで購入することによって寄付をしていた。ことしはどうしようかなと、ブックサンタのページを見ていたところ、次のようなことが書かれていた。
・現在、本を届ける資金が不足している
・ブックサンタの活動は、大切な本を子どもたちの手元へ「届ける」ことで完結する
・本の寄付のペースに、活動を支える運営資金(倉庫管理費、配送費、人件費など)が追い付いていない
・だから、ぜひ「活動そのもの」をシンプルに応援してほしい!
詳細↓
lp.charity-santa.com
クラウドファンディングという形式での支援方法も↓
https://camp-fire.jp/projects/884458/view
そういうわけで、ことしは本を選ぶのではなくシンプルに寄付をすることにした。
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ちなみに、幼稚園年中組のとき私が人生で初めてサンタさんにお願いしたものは、「リカちゃん人形」だった。当時のリカちゃん人形(1980年代、たぶん3代目リカちゃん)は真っ白でそれはそれは見事なウェディングドレスを身につけていた。女の子のしあわせの象徴=結婚&ウェディングドレスを着ることだったのだろう。
普段着を持っていなかったので、私のリカちゃんはいつでもウェディングドレスで日常生活を送っていた。寝るときも、お外をジョギングするときも、ウェディングドレスというわけだ。小学3年生くらいのころに黄色いワンピースを1着買ってもらってからは、それに着替えることができるようになった。
そのあと、「ゆったりさん」というリカちゃん用のおうちがあることを知り、サンタさんにお願いしてみたけど、届くことはなかった。それでも、友だちと遊ぶときなどは、家にあるもの、たとえば箱ティッシュやお菓子の空き箱なんかを家具に見立てて、十分に楽しく遊ぶことができた。
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小学1年生でピアノを習い始めてからほしくなったのは、グランドピアノ。家では小さなオルガンで練習していたころのことだ。グランドピアノを弾く自分の姿を丁寧に描いて枕元に置いておいた。でも、届くことはなかった。トナカイからサンタさんに対して「そんな重くて大きなものを運ぶのはさすがに無理というものです! どうかご勘弁を!」とクレームがあったのかもしれない。そもそも我が家に置けるスペースなどあるはずもなく、届いたら大変なことになっていた。届かなくてよかった。
結局、両親が必死に働いてお金を貯めてくれたのであろう、小学3年生のときにアップライトピアノを買ってくれた。ピアノがうちにやってきた日のことはいまでも忘れられない。
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ことしも、一人でも多くの子どもにサンタさんが来てくれますように。
子どもたちが笑顔になれますように。






















