つくし日記 ~日々の暮らしと翻訳と~

書くこと、歩くこと、自然を愛でることが好き。翻訳の仕事をしています。

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

8回目の記念日

もうずいぶんと前の話になるが、私たち夫婦が結婚することを決めたとき、夫の元上司がお祝いにと食事をごちそうしてくださった。そのときに行ったレストランの料理がとてもおいしく見た目も美しくて忘れられなかった。ふだんおしゃれなお店でそういうものを…

自分は人の役に立っているのか

人は、ほかの人に何かをして喜んでもらえたとき、大きな喜びを感じる。その喜びの大きさは、自分自身にうれしいことが起こったときの喜びと同等か、もしかするとそれ以上かもしれない。逆に、自分が役立たずだと思うとき、大きな悲しみを感じる。 * このま…

お休みの日

休日。朝、家事を済ませてから街に出る。 カウンセラーさんから、強迫症(強迫性障害)の曝露トレーニングとしてできるだけ外出する機会を増やすように言われており、少しずつだが、空いている日は積極的に電車で出かけるようにしている。 まずは喫茶店へ。 …

うれしい知らせ

うれしいことがあった。 新しい取引先をひとつ増やすことができたのだ。 トライアル(翻訳会社に登録するためにテストとして行う翻訳)が少し手強かったからやや心配だったのだが、合格という知らせを頂けた。 契約書への同意や事前トレーニングのための書類…

刺し子沼にはまる

刺し子が大好きである。 最近仕上げたもの。 ホビーラホビーレさんの刺し子ふきん「寄せ模様<雲>」。 糸は自分で選んだ。ふわふわ感を出したくて淡めの色で。右の上から2番目の雲には、ぼかし糸を使用したのだが、糸の色がうすい部分があり、せっかくのか…

外出と患者会

先日、外出が不安であるという記事を書いた。片道1時間以上電車に乗っていなくてはならない移動で、私にとってはちょっとした「旅」である。 昨日、無事にそれを終えてきた。 出かける直前までそれはもう緊張してしかたがなかったが、行くのをやめるという選…

外出前に不安になりすぎる私

外出は緊張する。 ひとりでの外出や家族との外出ならまだいいが、人と会うとか、人が集まる行事に参加するとなると、何日も前から不安になりすぎてしまう。 一番不安なのは体調である。 私には過敏性腸症候群下痢型という症状があり、とにかくおなかを下しや…

立冬

立冬。 そうとは思えないほどあたたかな朝の陽ざしを浴びながら近所の図書館へ行く。小規模なものとはいえ徒歩10分で行ける距離に図書館があることが本当にありがたい。そして、強迫症(強迫性障害)のためにその建物に近づくのさえおそろしく思い切り避けて…

思いがけない割り込み

フリーランスで翻訳の仕事をしている。 翻訳というと、本や映画の翻訳を思い浮かべる人も多いのかもしれないが、私は産業翻訳と呼ばれる翻訳をしている。そのなかでも主に医学・薬学の分野の案件に対応しており、お客さまは製薬会社さんや医療関係の団体など…

日本茶喫茶で読書

3連休のうちに少し進めておかなくてはならない仕事もあるけれど、いい季節だし、コロナとインフルエンザの予防接種が最も効果を示しているはずの時期だし、強迫症(強迫性障害)の曝露トレーニングもしなくてはならないし(いい口実!)で、ひとりでちょっと…