つくし日記 ~日々の暮らしと翻訳と~

書くこと、歩くこと、自然を愛でることが好き。翻訳の仕事をしています。

外出前に不安になりすぎる私

外出は緊張する。

ひとりでの外出や家族との外出ならまだいいが、人と会うとか、人が集まる行事に参加するとなると、何日も前から不安になりすぎてしまう。

一番不安なのは体調である。

私には過敏性腸症候群下痢型という症状があり、とにかくおなかを下しやすい。現在は精神疾患の薬を高用量で服用しており(緩下剤を飲んでいても)便秘傾向にあるため救われている部分があるが、それでも下すときは下すということが最近わかってしまった。

外出が決まった場合は、予定の何日も前から、当日、おなかの調子がわるくならないよう調整する。

当日の天気を2週間くらい前から確認し、服装や靴はどうするかとか、カイロの必要性などについて検討する。

こんな話をわざわざしているのは、明日、体調がよければ、片道1時間以上電車に乗らなければいけない場所に行く予定があるためだ。最後に1時間以上も電車に乗ったのは、おそらく2019年の秋のことである。ものすごくひさしぶり。

しかも、明日はきょうよりもさらに寒くなるとの予報が出ている。ついでに雨も降るかもしれないとのこと。いや、ちょっと待って…。このところ暖かい日が続いており油断していたのがいけなかった。

これは…真冬の装備で行くべきか。

ただ、厚着をしすぎて汗をかいてしまい、逆に体が冷えるという失敗をこれまでに何度も経験している。ちょうどよい具合にするのは本当に難しい。

寒いと、おなかの調子とともにトイレが近くなる点も心配になってしまう。

 

強迫症強迫性障害)で、感染への恐怖から、長らく外のトイレをこわくて使用できなかった。最近、なんとか克服しつつある段階にあるのだが、使用経験のないトイレだとハードルは上がる。ハンドソープのないトイレ(JR)はまだ完璧に克服できていないのに、明日はほぼJRでの移動になる。さらには、冬用の丈が長めのコートに対する懸念。強迫症になる前、自分がそういうコートを着てどうやってトイレを済ませていたのかを忘れてしまった。脱いでフックにかけておくんだっけ?どうしてたっけ?

不安ばかりだ。

不安ばかりにスポットを当ててしまうのはよくないことだとわかっている。

果たして、明日行けるのか行けないのか。

わからないけれど、できるだけ、なんとか行く方向で考えたい。