つくし日記 ~日々の暮らしと翻訳と~

書くこと、歩くこと、自然を愛でることが好き。翻訳の仕事をしています。

ついに友と会う約束をした

ついに、友人と会う約束をした。

友人というものに直接会うのは何年ぶりだろう。

家族、それから会わなきゃいけない人(医者など病気関連の人やお店の人)以外の人と最後に会ったのは2020年2月、翻訳会社さんとの面談時である。ちょうど新型コロナウイルスの感染者が国内でも出始めた頃だ。

友人と最後に会ったのはそれよりも前、つまり2020年2月よりも前(たぶん2019年)ってことだから、もうほぼ4年間も、対面では、友人といえる人にはだれとも会っていないということになる。

もともと友だちや知り合いがとても少ないので会う機会はあまりないのだけど、それでも、4年間というのは長すぎる。

 

そんなこんなで、あまりにもひさしぶりすぎて緊張している。

強迫症強迫性障害)の治療中であり、何よりもウイルスがこわくてたまらない私にとって、コロナもインフルエンザもまだ蔓延している世の中に出ていき人と会うことはかなりおそろしい。強迫症の曝露トレーニングをわざわざしに行くようなものである。電車、喫茶店、トイレ…果たして乗り切れるだろうか。

だた、そこまで緊張しなくてもよい理由がひとつある。

それは、「同じ病気の人!」つまり強迫症の友であるということだ。しかも恐怖の対象も似ている。

いつもは電話で話すが、そのうち直接会おうね(練習もかねて)とずっと話していた。私がコロナやインフルエンザがピークに達しているのをおそれて保留にしてもらっていたのだ。それがようやく実現する。

お互いの症状はよくわかっているので、その点で、ふつうの(強迫症ではない)人と会うよりもハードルは低い。私も彼女も外のトイレに入るのがこわいのだが、万が一、難しい事態になったらふたりで一緒に入って一方が扉を押さえて…とかすればいいよね、などという打ち合わせもしてある(冗談)。

先週土曜日の恐怖を引きずっているのか、友との約束に緊張しているのか、なんだかわからないがこのところ下痢続き(過敏性腸症候群の復活?いややー!)。そのときまでに体調ぐらいは万全にしておかないとなー。