つくし日記 ~日々の暮らしと翻訳と~

書くこと、歩くこと、自然を愛でることが好き。翻訳の仕事をしています。

バランスよく

先週から今週の半ばにかけてほどよい量の仕事が入っていたので、いい感じでがんばれそうだな、ふふふ~ん♪と思っていたら、金曜の夜、パソコンをシャットダウンしたあとに別の仕事の打診があった。

おもしろそうな内容だったのでぜひ引き受けたかったのだが、ちょうど手持ちの仕事と作業期間が重なる。納期を少し延ばしていただけるのならできそうなんだけど…。そう思ってこの土日のうちにその旨メールをしておいた。

それでも。納期を延ばしてもらって引き受けることができたとしても、少しきつくなりそうだったため、土日にできる限り手持ちの仕事のほうを進めておくことにした。この土日は脇目もふらずにひたすらパソコンに向かっていたという感じ。

 


そしてきょう月曜の朝。納期延長は難しいので、代わりに、チェックをお願いできませんかという返信が届いた。

残念。本当は翻訳がしたかったのだが、チェックを引き受けることに。

こんなふうに、翻訳ではなくチェックやQCを引き受けることもある。全体の1割くらいかな。

翻訳会社さんとの契約時に、翻訳者として登録する際、自動的に(断らないかぎり)チェッカーとしての登録もお願いされる場合がある。できるだけ翻訳を優先したい、という希望を伝えつつ、そのような場合はチェッカーでも登録させてもらうことにしている。

チェックの仕事は、時々ストレスを感じることもあるが、優秀な翻訳者さんの訳に当たった場合は勉強になることも多い。先日も、翻訳を引き受けられずチェックを担当することになったのだが、翻訳者さんの訳がとてもすばらしくて、「この翻訳者さんにやってもらえてよかった、今回は私がチェックでよかった」などと思ってしまうほどだった。そういう翻訳者さんの訳に出合うと、自分ももっとうまくなりたい、腕を磨かなくてはと背筋がピンと伸びる。

 

というわけで。結局、翻訳ではなくチェックを引き受けたというわけで…

手持ちの仕事をそこまで急いで進める必要はなくなった(ただし油断は禁物)。

土日にがんばりすぎたせいか、きょうは燃え尽きて脱力してしまった感じ。

やはり、極端にがんばったりがんばらなかったりするのではなく、日々バランスよくやっていくのがよさそう。そんなことを学んだ数日間だった(学んでは忘れ、忘れては学ぶの繰り返し)。

 

夏、真っ盛り。


白のサルスベリもさわやかで好き。時々、淡いピンクのを見かけることもあって、それも好き。


見るとわくわくしちゃう木の実。


クヌギ


これは何の実かな。かぼちゃみたいでかわいい。


柿の実も。こんなに早く実をつけるんですねぇ。

そういえば、8月1日か2日くらいから、なんとなく草むらから虫の声が聞こえるような気がしている。

この猛暑の炎天下でも、生きものたちはひっそりと秋の準備をしているのかな。