つくし日記 ~日々の暮らしと翻訳と~

書くこと、歩くこと、自然を愛でることが好き。翻訳の仕事をしています。

不安、目標、夕暮れどきの空と月

この3日間ほど仕事がない。

予定ではきょうから新しい仕事を開始するはずだったのに、それさえもお客さんの都合で2月に延期になってしまった。

3日もたつと、そろそろ不安になってくる。そういうときは昨年や一昨年の1月の売り上げを確認し、「そう、(私の場合)1月はがくんと売り上げが下がる傾向にあるんだよね」と自分を納得させてしのぐが、それでも「もう永遠に仕事をいただけないんじゃないか」などという思いが浮かんでくる。結局、そのあと無事に仕事をいただけるのだが、何年たっても手持ちがなくなると不安になる病は治らない(今度こそはほんとうにダメなんじゃないか…と)。

ことしの私の目標は、「公私ともに積極的に人と関わってみること、外に出てみること」である。強迫症の症状も退院直後とくらべると改善に向かっているため、そろそろそのような機会を増やしてもいいんじゃないか(増やす必要がある)と思ったのだ。

さっそくこの1月には、ある医薬翻訳者さんが企画してくださったオンライン交流会に参加させてもらった。こういうの(人と話すこと、特にオンラインで人と話すこと)は本当に得意ではないのだけど、いつまでも避けていては進歩しないと思い、勇気をふりしぼって参加した。やはり人と話すのは難しかったけれど、次につながりそうなご縁をいただくことができた。

その「次」に向けて、名刺を新たに作成してみた(メールアドレスが変わったのに、コロナ以降、人と会う機会はしばらくないと思って放置していたのだ)。

それから、気になっていた翻訳者の団体(JATという)の会員になる手続きをした。今週開催されるセミナーにも申し込んだ(このセミナーを受けてみたい[会員になると割引があり、お得!]という思いも背中を押した)。

さらに、この冬のうちに友人と会う約束もした。

このようなことはすべて、新しい年を迎えた勢いと、「仕事が途切れた不安から生じる何かしなくては、動かなくては」という思いとが合わさったからそこ行動に移せた部分が大きいだろう。

新年に立てた目標。3日坊主は免れたものの、3ヵ月坊主などにならないようにしたいものである。

 

セミナー代をコンビニに支払いに行く途中に見た夕暮れどきの空の色と、その空に浮かぶ月がとても美しかった。ふだんは夕方~夜に出かけることがないが、偶然、こんなにも美しいものを見ることができてきょうはラッキーな日。