つくし日記 ~日々の暮らしと翻訳と~

書くこと、歩くこと、自然を愛でることが好き。翻訳の仕事をしています。

梅かなと思ったら桜だった

かなり出遅れたのだが、梅を見に行ってきた。

一応、「梅まつり」の期間中だったので、きっと梅を見られるだろうと思っていた。

しかし…この冬は暖かかったせいか、すでにほぼ咲き終わっていて、花をつけている梅の木はほんのわずか。

それでも、健気に咲く濃いピンクの花をかわいいね、かわいいねと愛でていたときに気づいたのはこの木にかかっていた名札。

「緋桜」と書いてある。

緋桜(ひざくら)とは? 意味や使い方 - コトバンク

あなた桜だったのね!

 

こちらはきっと梅だろうなと思う。

でも、花の咲き終わった木にも、鳥が遊びに来ていたよ。

たぶんコゲラさん。スズメほどの大きさの小さなキツツキ。私の好きな小鳥。

シジュウカラさん。さかさま!

相変わらず小鳥をうまくカメラに収めるのは難しい。

 

この梅まつりには、コロナで開催中止になった数年間以外、毎年行っている。

なんといっても、同時開催の陶器市があるから。

毎年、気に入った器をいくつか購入する。少しずつ集めるのが好き。

美濃焼のお皿。模様がかわいくて気に入った。パスタなどを盛り付けるかわいいお皿、欲しかったのだ。アウトレット品(色むらあり)とのことでとてもお値打ちに購入させてもらえた。素人には、色むらなどまったくわからない。

ちなみに私のふるさとは美濃焼の産地なので、美濃焼を発見するとつい自慢したくなるのだった。

こちらは波佐見焼の角皿。波佐見焼はこの陶器市に来るようになってから知った焼き物で、使い心地もよくデザインも豊富でとても気に入っている。どちらかの柄を2枚お揃いで購入しようとしていたのだが、決められなくて1枚ずつにした。家で使うものだからいいかな。ほどよい大きさの角皿が欲しかったので、見つけられてうれしい。

北風が強くとても寒い日だったが、最後にがんばって咲く梅と、早咲きの桜と、小鳥と、陶器に出会えたうれしい一日になった。