つくし日記 ~日々の暮らしと翻訳と~

書くこと、歩くこと、自然を愛でることが好き。翻訳の仕事をしています。

すずめがめじろになって戻ってきた

11月の初めくらいだったかな、久しぶりに消しゴムはんこを彫った。

私にはひとりだけ消しゴムはんこ友がいて、時々、それぞれ自作のはんこの見せ合いっこをしている。ハガキなどにはんこを押し、近況を添えて送るのだ。

ことしの2月にここに越してきて、引っ越しましたよ~とお知らせするためにハガキを出そう出そう、はんこを彫ろう彫ろうと思っているうちに、秋。

秋を彩るモミジや木の実なんかを彫ろうと思っていたのだけど、デザインを選ぼうと、私の好きなはんこ作家さんの本『津久井智子の消しゴムはんこ。アイデア帳』(主婦の友社)をぱらぱらしていたら、かわいいすずめさんが目に留まった。


彫れたよ~。ふわふわのすずめさん。


季節感はないけど、まぁいいか。

 

そうしたら、友のところから、めじろさんが飛んできてくれた!

私のすずめを見て、自分も小鳥を彫りたいと思ってくれたらしい。めじろ、私も季節感がないけど……と言いながら、小鳥シリーズで合わせてくれたのうれしい。

梅の花も添えてあり、品のいいきみどり色のめじろさんによく似合っている。さすがセンス抜群! そして、友のはんこはとても優しい。色もデザインも。友は、私とちがってデザインも自分で考えて彫る。線もなめらかでいつもうっとりしてしまう。

 

この友も実は翻訳つながりで知り合った人。会おうと思えば会える距離にいながら、この約10年、互いになぜか「会いましょう」と言うことはなく、でもずっと消しゴムはんこでつながっている。こういうのもいい。