つくし日記 ~日々の暮らしと翻訳と~

書くこと、歩くこと、自然を愛でることが好き。翻訳の仕事をしています。

翻訳のウェビナーとトーキョーツキイチMTG

午後からウェビナーを視聴した。

少し前に入会した翻訳者団体が主催するもので、今回は出版翻訳にかかわるお話だった。私は産業翻訳者なので自分には関係のないトピックである。参加してもよいのだろうかという気持ちもあったが、本とその周辺の話には興味があるので、おじゃまします、という気持ちで視聴させてもらった。普段、こんな話を聞ける機会はない。貴重なお話が盛りだくさんで楽しく学ばせてもらった。スピーカーの方々、企画してくださった方々に感謝している。

続いて、トーキョーツキイチMTG (ミーティング)を視聴した。こちらはテレビ番組で、普段は少し大っぴらには話しにくいテーマを含め、仲間とあれこれ語り合おうという雑談バラエティーである。前々回から観るようになったのだが、前回のテーマは「更年期」、前々回のテーマは「生理」、今回(きょうの深夜に放送)のテーマは「膣トレ」といった感じ。

前回の「更年期」の録画を観ようとしたら、録画されていることを確認したはずなのにいつの間にか消えていた。間違って消してしまったのだろうか…仕方ない、と思いつつ、きょうの朝、一応夫にも尋ねてみたところ、「あぁ、あれ消しちゃった。長谷川京子だから関係ないと思って。ごめん」と。あぁ、残念。更年期は特に興味あるテーマだから(なぜ長谷川京子だったから私には関係ないと思ったのかは不明)。

翻訳のウェビナーの視聴を終えたあと、トーキョーツキイチMTGの更年期の放送回について何か少しでも情報があればと思いホームページを確認したところ、なんと!TVerで無料で視聴できることがわかった。しかも、配信はきょうの深夜まで。素晴らしいタイミング。

というわけで、無事に「更年期」の放送回を観ることができたのだった。

MTGには、いつものメンバーに加えて、テレビや雑誌でよく見かける産婦人科医、高尾美穂先生がいらっしゃって心強かった。多種多様な症状や対処法、重くなりやすい人などの情報が得られた。

不調や病気に関する話は暗くなりがちだけど、こんなふうに明るくざっくばらんに仲間(専門家もいれば最高)と語り合える機会があれば、不調もなんとか乗り越えられるかもしれないと、この番組を観て思う。もちろん、更年期症状もそれ以外の不調も人によって程度や現れ方はさまざまだから、その点には気をつけたい。

ちなみに私は45歳(長谷川京子さんと同じだということがわかった!)で、最近、「もしや更年期の症状?」かと疑いたくなる体の変化を実際に感じている。その一つで最も顕著なのが、汗をかくようになったこと。しかも、「ぶわっ」と吹き出すような汗が急に大量に出る。きょうも、午前中に夫と歩いていたら急に暑くなり汗びっしょりに。帰宅して着替えなくてはならなかった。さらに、汗のなかでも最も悩ましいのが寝汗。毎日欠かさず、深夜に一度は着替えなくてはならない。パジャマも全部、びっくりするほどびっしょびしょになって目が覚めてしまうのだ。冬でも夏でも、寒い日でも暖かい日でも同じ。もしかすると薬のせいである可能性も否定できないから、(まだ先は長いが)断薬が終了するまで様子を見るしかないかなと思っているのだけど…。

このように、話し出すとあれやこれやとたくさん話したくなってしまう。同年代の同性の友人とは、これからこういう話をする機会がますます増えていくのかもしれない。

夫婦で共有することも大切である。
新婚のころ、私のPMS症状のイライラがひどかった時期があって、夫を真剣に悩ませてしまっていたらしい。夫が、年上の女性上司に「どうすればいいんですかね」と相談していたことを、ずっとあとになって知った。とても申し訳なかったと思っている(現在は、なぜかイライラの症状はあまり出ない。強迫症のために服用している薬がよい作用をもたらしているのだろうか、と思って『今日の治療薬[南江堂]』を確認したところ、適応外使用だけど「月経前不快気分障害」と書いてあった!)。

男性の更年期症状についてもお互いに理解を深める必要がある。

向かい合っていかなければならない更年期症状に対して、必要以上に不安にならず、適度に情報を収集して、ふさわしい対応をしていけたらいい。