用があって街に出たついでに、本屋さんに立ち寄った。
初めて行く本屋さん。
棚の配置や本のセレクトがちょっとおもしろそうで、ずっと行ってみたかったのだ。
それほど大きな本屋さんではないものの店内はまるで迷路のようで、気づいたら同じところをぐるぐるまわってしまうなどしたけれど、探検のようで楽しい。それに、選ばれた本たちが一冊一冊輝いているように見える。
購入した2冊。
詩集の棚が充実しているのをみたときにはうれしくなった。
いつも行く近所の小さめの本屋さんには、あまり詩集が置かれていないから。
谷川俊太郎さんは小学生ぐらいのころから大好きな詩人。この詩集は、鴻上尚史さんが選んだ詩にエッセイが添えられているという点も興味深くて手に取った。
最果タヒさんは、少し前に『死んでしまう系のぼくらに』を読んでから、もっと知りたいなと思っていた人のひとり。これはエッセイだけれども、最果タヒさんの詩集も何冊も置かれていた。
都会でもないうちのわりと近くにこんな本屋さんがあるなんて知らなかった。
そういえば、東京に出てきたころは友とともに絵本屋さんや本屋さんをめぐることが楽しみでしかたがなかった。あれ、またやりたいんだけどなぁ。