つくし日記 ~日々の暮らしと翻訳と~

書くこと、歩くこと、自然を愛でることが好き。翻訳の仕事をしています。

クリーニングを受け取りに行く

これも強迫症強迫性障害)がらみだけど、クリーニング屋さんに行くのがとても苦手である。クリーニング屋さんの店頭にも(汚物のついたものは受け取れません、などの)注意書きがあるものの、もしかしたらそれを知らずに持ってくる人とか小さな汚れに気づかずに持ってくる人とかいるかもしれない、つまりウイルスなどが含まれる衣類が持ち込まれる可能性がゼロではない、と考えてしまい、とても恐ろしくなるのである。

でも取りに行かないと延滞料金が発生してしまうので、トレーニングとして絶好の機会やん、と自分に言い聞かせ、頑張って取りに行く。

できれば1番がいい。開店と同時に入店できるよう家を出たが、5分ほど遅れて到着したところすでに2名が来店しており、私の次にもすぐ人が並んだ。早い! みなさんなんて取り組みが早いんだ。

1人目と2人目の客は、預けるのと受け取るのと両方だったみたいで、やや不安になる。

ずっと思っていたことなのだけど、預ける台と受け取る台が同じというのが気になってしまう。やはり、このような考え方をしてしまうのは強迫ならではなのであろう。普段から「きたない」ゾーンと「きれい」なゾーンをきっちりわけて、それが絶対に混ざらないようにしたいという思いは、やはりふつうの(強迫ではない)人にはおそらくないような気がする。

学生時代、和食処でアルバイトをしていたが、そのお店では提供する食事(お膳)をセットする場所と下膳口が同じだった。当時もとても違和感を覚えたが、ふつうの(強迫ではない)人はそんなふうに感じないのだろうか。

早く人間になりたい(妖怪人間ベム…古い?)…ではなくて早くふつうの(強迫ではない)人になりたい!

 

クリーニングは無事に受け取ることができた。今日も少しだけ頑張った。