つくし日記 ~日々の暮らしと翻訳と~

書くこと、歩くこと、自然を愛でることが好き。翻訳の仕事をしています。

脱!仕事ないない状態

仕事ないない状態を脱した。

これで2月中旬までほどよく仕事のある状態となった。

結局、今回は(案件キャンセルを含み)1週間ほど手持ちのない状態が続いた。どこからも依頼のない日々がこれほど続いたのは、フリーランス独立初期のころを除くと初めてなのではないか。

何か「やらかした」のだろうかとも思ってドキドキしていたが、現在依頼のある4社から一度に、申し合わせたように依頼がパタリとなくなるとは考えにくい(ポジティブ)。ただ、これについては常に最大の緊張感をもって日々取り組み、自分を振り返ることを忘れてはならない。

インボイスに登録していないから徐々に依頼されにくくなっているのだろうかとも考えるが、きのう連絡をくださりそこそこの大きさの仕事を依頼してくださったのは、未登録の人にもこれまでどおりのお支払いをしてくださる翻訳会社さんである。

MTPE(AIなどを使用した機械翻訳で出力した訳文を人間が直す作業。ポストエディットとも言う)が増えてきた影響で、人間による翻訳作業が減っているせいだろうか(たぶんその影響はあると思われる)。その場合、私は現時点でも「MTPEには対応しない」と伝えているから当然、依頼は少なくなる。

この状況が続くようであれば、新規開拓以外にも対策したほうがよさそうだ。それについて少し考えてはいるものの、まだ決断に至っていない。

 

とにかく、きのうメールボックスに依頼メールが届いたときは、天にも昇るようなうれしさだった。大げさではなく、依頼をくださったコーディネーターさんのことを神のように思った。それほど、私にとって「仕事がない」状態は憂鬱だったのだ。ようやく仕事ができることに対するうれしさはもちろん、私を当てにしてもらえたことに対する喜び、つまり、「自分なんて必要とされていない」とマイナスに落ち込みそうになる自己肯定感が急上昇する感覚である。

仕事があること、仕事ができることに感謝し、最高の状態で納品できるように取り組もうと思う。