つくし日記 ~日々の暮らしと翻訳と~

書くこと、歩くこと、自然を愛でることが好き。翻訳の仕事をしています。

春の兆し? それとも…

この1週間はあっという間だった。

私の場合、いろいろと余裕のあるときよりも、あまり余裕がないとき、あれこれとたくさんの出来事が起こるときのほうが時がたつのが早い気がする。

幼い子どもというのは、見るもの出会うものすべてが新しく、一瞬一瞬に発見や驚き、喜びなどがあるから時がたつのを遅いと感じる傾向がある一方、年齢を重ねるにつれて、そのような発見が少なくなっていくため時がたつのを早く感じるようになる傾向がある、というような考え方を以前どこかで聞いた(読んだ?)ことがあるのだが、実際どうなのだろうか。

ありがたいことに、1月下旬ころ一時的に依頼が減っていた仕事は、2月に入り勢いを取り戻した。今週は特に、小さな仕事だけど次から次へと連絡をいただきめまぐるしかった。しかもその一つひとつ、開始してみると思いがけず手間のかかるものも混じっていたりして、それについて先方に問い合わせたり交渉したりする緊張感やエネルギーも必要だった。

週の終わりには、今月末にかけて少しまとまった量の仕事をいただけたので(小さな仕事を次々…ではないので)少し落ち着くかなと思う。3月から4月にかけての依頼も少しずついただいている。

もう一つびっくりした出来事は、2016年に登録した翻訳会社さん(フリーランスになって初めて登録した会社)から、これまで一切連絡がなかったのに、突然連絡があったこと。どうやら医薬部門で今後仕事が動き出すかもしれないから協力してほしいとのこと。びっくり。

 

実のところ、1月に仕事が減った際いろいろと考えていたのだ。翻訳と並行して(または翻訳から離れて)新しいことを始める準備をしようかなと。そう思っていたところで「翻訳」がみるみる活気を取り戻したわけで。

私にも春の兆し? それとも… 

「翻訳」が、私のそういう浮気心を察知したのだろうか。翻訳が私を連れ戻しに来たのだろうか。翻訳は私のことそんな好きなの?(←思い上がり)。