つくし日記 ~日々の暮らしと翻訳と~

書くこと、歩くこと、自然を愛でることが好き。翻訳の仕事をしています。

『らんまん』、ありがとう

NHKの朝ドラ『らんまん』が最終回を迎えた。

ものすごーくすてきなドラマだった。

毎日、朝が楽しみで仕方なかった。次の日の放送まで待ちきれないような気持ちになることもあった。こんなの初めてかもしれない。

NHKの朝ドラは、家で仕事をするようになった2016年の夏から観るようになった。ちょうど『とと姉ちゃん』が放送されていたころだ。それ以降はほぼ観ている(途中で観なくなったものもいくつかある)が、『らんまん』はこれまでで一番好き、大好き!

先日、『らんまん』ファン感謝祭がテレビで放送されていた。脚本を担当された長田育恵さんも出演されていたのだが、ふんわりとした雰囲気が印象的で、発せられる言葉にあたたかさと力強さを感じた。この魅力ある作品ができたのは、このようなお人柄の方だからこそだなと思った。登場人物も一人ひとり個性豊かで丁寧に描かれており、誰もが愛らしい存在になった。毎日、画面を通してらんまんの人たちに会えるのが楽しみだった。

昨年、病気がひどかったときは朝が来るのがこわかった。夜眠るときに、このまま目覚めなきゃいいのにと本気で思っていた。

らんまんは、朝を楽しみなものにしてくれた。
感謝の気持ちでいっぱいです。

というわけで、今日はずっと余韻にひたっているような状態。頭の中はいまもあいみょんの歌声が響き渡っている。

 

そして(きのう、誤って書いてしまいましたが)今日こそ、お月見ですね。