つくし日記 ~日々の暮らしと翻訳と~

書くこと、歩くこと、自然を愛でることが好き。翻訳の仕事をしています。

目薬とかぼちゃ

2022年の初め頃から強迫症強迫性障害)という病を患っている。そのなかでも不潔恐怖/洗浄強迫というもので、私の場合は特にウイルスや菌をとてもおそれている。現在も薬物療法と行動療法(曝露反応妨害法)を続けており、曝露反応妨害法はカウンセラーさんと課題を決めて取り組んでいる。

今回の課題のひとつ「ドラッグストアに行く(できれば何かを購入する)」。

なかなか勇気が出ず実行できなかったのだが、先日、同じ病気の友人が付き添ってくれたおかげで課題をこなすことができた。

一度うまくいったら、あとは勢いである(私の場合)。

この前できたのだから、きょうもできるはず。

そう思って、きょう、クリーニングの受け取り(これも得意ではない)のついでに近所のドラッグストアに寄ってみた。処方箋の受付があるドラッグストアだったため、この前よりもハードルがやや高い。

見るだけにしようかと弱気な考えも浮かんだが、いやここはトレーニング、やらんとよくならんよと自分に言い聞かせ、目薬を手に取り会計を済ませる。

ポイントカードを持ってくるのを忘れてしまった。あとでポイントを付与できるので、1週間以内に持ってきてくださいねとレジ係がレシートを手渡してくれる。これでまた、近いうちに来なきゃならないってことか…。でも、実はこれはチャンスなのだね。私の場合、短期間に何度も挑戦することによって曝露の効果が高まることが多い。勢いは大事である。

帰りに、保育園児さんたちのお散歩の列に出くわした。
頭にはオレンジ色が映えるふんわりとしたかぼちゃの帽子、背中にはキラキラが散りばめられたかっこいい黒マント。10名前後の集団だったから、小さい子たちなのに迫力がありちょっとびびってしまった。いまはハロウィーンは園の行事でも定番なのですね(自分のころはまったく縁がなかった)。安全面が心配な行事になってしまったが(ことしは何事も起こりませんように)、仮装は楽しそう。ちょっとうらやましかった。